やっぱり、この季節、やらないわけにはいかないということで、「サケ」がテーマです。
勉強会では3回目になりますので、今回は、おさらいの意味をこめて、「サケ検定」形式で進めてみました。「サケは淡水魚? 海水魚?」「サケとマスの違いは?」「サケは赤身魚? 白身魚?」…という具合。
そして、不思議に満ちたサケの一生の物語。川をくだったサケが北の海を回遊し、また育った川に戻ってくるまで、そして、卵を産むためのメスとオスの懸命な行為には、神々しささえ感じてしまいます。
最後に最新の「サケ事情」。サケが家庭で食べられる鮮魚の人気ナンバーワンになったこと。ただ、それは輸入サケによるものであることが、わかります。一方でサケの輸出が増えていたのですが、震災以降に1/3くらいに減っています。震災の影響で、来年以降に回帰するサケの漁獲量が懸念されているそうです。
古来から大切にされてきたサケを、私たちも次世代に大切に受け継いでいきたいと思いました(川崎)
実習ではメスのサケ2尾を取り寄せておろしました。
卵をとりあげました! 1腹に何粒あるでしょう?
サケの身はやわらかいので、二枚におろしたあと、ひっくり返さずに中骨を取ります。
サケの鼻の穴。縦長の穴が見えますか? この穴に詰め物をしたところ、においがわからなくなって、故郷の川に帰れなくなったそうです。
メスのサケ2尾をおろしてたっぷり味わい尽くしました! 塩イクラはもちろん、中骨に残った身はほぐしてそぼろにして無駄なくいただきました。一尾丸ごとおろすと、いろいろに楽しめますね。
《今日のメニュー》
サケとれんこんの炊き込みご飯
サケとさつまいものクリーム煮
サケのソテー きのこソース
《おまけ》塩いくら サケそぼろ
(レポート:川崎)